こどもえんげき祭 in なだ 2025 ― 2日目の舞台とワークショップ

◆ 2日目レポート

“観て・聴いて・遊べる”のスローガンどおり、こどもえんげき祭 in なだ 2025 の第2日目はプログラムも人形劇にコンサート、ワークショップと内容も盛りだくさんで、まさに“親子で体験する文化の夏休み”という言葉がぴったりの一日でした。

◆ アンサンブル・レネット「カエルの王様にあいに行こう!」

宝物箱のふたを開けると、中には小さな楽器がいくつも入っていました。
ひとつずつ手に取り、音を確かめ、実際に鳴らしてみると…やさしい音色が少しずつ重なって、美しいメロディーに。
レネットのメンバーと一緒に楽しむ、参加型の音楽体験は、子どもたちの目を輝かせ、大人も思わず聴き入るほど。
繊細であたたかい音の世界に、会場全体がうっとりと包まれました。

◆ 人形芝居 燕屋:「タマゴサーカス」「さんびきのこぶた」

アコーディオンとウクレレの生演奏を挟みながら展開する、人形たちによる愉快でダイナミックな舞台。個性が際立っている「タマゴたちのサーカス」は、に続く「さんびきのこぶた」では、子どもたちがオオカミを応援したり、かと思えばこぶたに声援を送ったりと大盛り上がりでした。
どちらの演目も人形がとっても魅力的でした。

◆ イマイアキ「サーカスの夜」

真っ暗な森に、不思議で幻想的なサーカスの世界が広がります。アコーディオンを奏でるアキさんはおもちゃ楽器の一つ一つにキャラクター設定をして、足で音を出したり、ストーリーの展開に合わせて小型の木琴を叩いたり、不思議な世界に、観客は時を忘れて物語に引き込まれていました。

◆ ワークショップも大充実!

エディーのパントマイム・ワークショップ

「マネをする」ことから始まるパントマイム体験。好きな人や物になって演じることで、表現する楽しさをシンプルに味わいました。

とんとんステンシルでTシャツ・バッグ作り

型があるから簡単! 約50種類の型から選んで、オリジナルTシャツやバッグを作る体験。お名前入れや洗濯OKで、親子ともに記憶に残るアート体験になりました。

◆ ゲキミテトーク(2) 人形芝居燕屋「タマゴサーカス」「さんびきのこぶた」

この人形劇が生まれた経緯や併演作品「さんびきのこぶた」の他劇団の作品との違いなど、活発に話しがされました。